ドラマ・映画考察

インターステラーの「彼ら」とは誰のこと?正体やタイムパラドックスの謎

887画インターステラーでたびたび出てくる「彼ら」という存在。

彼ら、とは誰のことなのか?

クーパーが言った「彼らじゃない、俺たちなんだ」のセリフの意味とは?

そしてSF映画などでは時々聞く、タイムパラドックスについて。この映画ではどのようになっているのか?

疑問に思った方は多くいるのではないかと思います。

そこでこの記事では

  • インターステラーの「彼ら」とは誰のこと?
  • 「”彼ら”じゃない、”俺たち”なんだ」の意味
  • “彼ら”とタイムパラドックスの謎
  • インターステラーにおけるタイムパラドックスの謎

以上について解説していきます!

インターステラーの「彼ら」とは誰のこと?

映画の中で度々登場する、「彼ら」という存在。

「彼ら」とは、結局のところ誰を指しているのでしょうか?

この答えとしては、

「彼ら」は未来の人類

現在では到底不可能なこともできてしまうほど進歩した技術を持つ存在である、と考えられます。

“彼ら”の正体を考察

ワームホールを作り、人類を助けようとしてくれる、「彼ら」

クーパーをブラックホールの中からマーフの部屋へとつなげた、「彼ら」

そのようなことは人類には到底できないため、

“目的はわからないものの、宇宙に存在する高度な力を持った誰かが親切にも人類を助けようとしている“

と、当初のブランド教授やクーパー達は考えていました。

しかし、クーパーは最後に気がつきます。

“現在の“人類ができないだけで“未来の“人類にはできるようになっていて、過去の自分達を助けようとしているのだと。

ワームホールは誰が作ったの?

映画の序盤でNASAに辿り着いたクーパーに、ブランド教授らは

「土星周辺にワームホールが出現しており、それは他の銀河へと続いている」

と伝えます。

そして、それは自然にできるものではなく、「彼ら」が、親切にも人類のために作ったと教授らは考えていました。

この時の教授らの考えは半分は当たっていて、ワームホールを「彼ら」が作った、というのは正しかった。

ただし、その「彼ら」は見知らぬ宇宙の何かではなく、未来の人類だった

と言えます。

「”彼ら”じゃない、”俺たち”なんだ」の意味

ブラックホールの中からマーフの部屋へと繋がることができたクーパー。

「彼ら」とは誰なのか?何のために自分達をここへ呼んだのか?そのようなことを考えるうちにあることに気がつきます。

「“彼ら“じゃない、“俺たち“なんだ」と。

これは、先程から伝えているように

「彼ら」の正体

宇宙に存在する見知らぬ誰かではなく

未来の人類だった

ということです。

ワームホールを地球がある太陽系に作り出したのも、クーパーが人類を救える人物であるマーフにデータを送れるように繋げたのも、全て未来の人類だった、ということなのです。

「彼ら(未来の人類)」は五次元の存在になっており、極めて高度な技術を持っているようです。

ですがクーパーが言っていたように、特定の時間や場所につながることはまだできません。

そのため“愛“でマーフにつながることのできるクーパーがブラックホールに来る存在として選ばれた、と考えられます。

“彼ら”とタイムパラドックスの謎

さて、「彼ら」は未来の人類で、クーパーは未来の人類に選ばれてマーフにブラックホールのデータを伝えた、ということですが、

ここでタイムパラドックスという問題が出てきます。

ここからは、そもそもタイムパラドックスとは何か?インターステラーにおけるタイムパラドックスの謎は?

ということについて解説していきます。

タイムパラドックスとは

そもそもタイムパラドックスとは、一体何なのでしょうか?

SF映画をよく見る方は既に知っているかもしれませんが、タイムパラドックスとは、

過去の歴史を改変することによって生じる逆説の総称

とされており、タイムトラベルを扱った作品ではこの問題に直面することが多いです。

 

例えば、ある子供が過去に戻って、自分を産む前の自分の親を殺すとします。

そうすると、親が死んでしまっているため子供は生まれないことになります。

しかし子供が生まれないのであれば、子供が過去に戻ることもないため、親は死なずに済み、子供は生まれます。

 

こうなると、結局子供は生まれるの?生まれないの?となりますね。

 

これが有名な、親殺しのタイムパラドックスと呼ばれるものです。

インターステラーにおけるタイムパラドックスの謎を考察

この映画インターステラーでもタイムパラドックスの問題が発生します。

未来の人類が、過去の人類が滅亡するのを防ぐためにワームホールを出現させ、クーパーをブラックホールに連れてきた場合、人類は滅亡せずに済みます。

そして、いつか五次元の存在になることも可能でしょう。

しかし、そもそもクーパーがブラックホールに行っていなかった場合、人類は滅亡してしまう可能性が高いですよね。

そうなると、そもそも未来に人類が存在せず、時空を超えて過去のクーパーをブラックホールに行かせる、ということすらできないはずです。

このようにインターステラーでも他のSF作品同様に、タイムパラドックスの問題に直面してしまいます。

ですが、まぁ・・・ここは映画だからと目を瞑るしかないのかな、と思います。

まとめ

ということで、この記事では

  • インターステラーの「彼ら」とは誰のこと?
  • 「”彼ら”じゃない、”俺たち”なんだ」の意味
  • “彼ら”とタイムパラドックスの謎
  • インターステラーにおけるタイムパラドックスの謎

以上のことについて解説してきました!

Q.インターステラーの「彼ら」とは誰のこと?

→未来の人類で高度な技術を持っており、時間を行き来できる。

Q.「”彼ら”じゃない、”俺たち”なんだ」の意味

→宇宙の見知らぬ誰かではなく、未来の人類が「彼ら」だったということ

Q.”彼ら”とタイムパラドックスの謎

→「彼ら」が未来の人類だったとしたら、クーパーがブラックホールに行っていなかった場合、「彼ら」が過去に戻ることもできないはず?

Q.インターステラーにおけるタイムパラドックスの謎

→実際にクーパーがブラックホールに行かなかった場合の未来は誰にも分からないため、映画としてこのタイムパラドックスには目を瞑るのが良さそう…

ということでした!

実際の物理学や宇宙に関する事象に忠実であることが評価されるも、一方でそれにより難解映画とも言われてしまう、インターステラー。

ですが、アメリア博士とその恋人の話だったり、クーパーが愛でマーフと繋がることができて、それによって人類を救ってしまうなど、意外と“愛“を重要視した作品でもあるように感じます。

実際に“愛“で世界を救ってしまうのが、ファンタジーすぎると感じる方もいると思いますが、私個人としては、家族愛で人類が救えるなんてロマンチックでいいなぁ〜と思います。

また、いつの日かわかりませんが、人類が時間を行き来できる存在になるかもしれないというのもワクワクしますね。

ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました!